Quality Manufacturing Corporation社が
3D検査データを実用的な知見に変える
PolyWorks|DataLoop™の導入により、有益な検査レポートへの全社的なアクセスを実現します。これにより、生産時間の短縮、コミュニケーションの改善、そしてデータに基づいた意思決定が可能になります。
Quality Manufacturing Corporation社は、PolyWorks|Inspector™と各種スキャンアームを組み合わせて、初回品検査、定期検査、および監査検査を実施しています。画像提供:Quality Manufacturing Corporation
Quality Manufacturing Corporation社の紹介
会社プロフィール
1995年に設立されたQuality Manufacturing Corporation社は、試作品開発から大規模なOEM生産まで、幅広いサービスを提供する総合製造会社です。高品質かつ競争力のある価格の部品を提供することで高い評価を確立すると同時に、創業当初の小規模企業ならではのきめ細やかなサービスを維持しています。
米国アイオワ州アーバンデールを拠点に、約500名の従業員を擁しています。おもに農業および建設業界の顧客にサービスを提供しており、現在は工業分野への事業拡大を進めています。生産現場は24時間体制で稼働しており、常に部品の品質に注力しています。
また、すべての製造工程に品質エンジニアリングと検査チームが配置されています。製造能力の評価、潜在的な故障モードの軽減、重要特性の管理などを含む、先進製品品質計画 (Advanced Product Quality Planning, APQP) を新製品に適用しています。
なぜより高い製造パフォーマンスが求められたのか
課題
Quality Manufacturing Corporation社の計測工程において、検査効率は極めて重要な構成要素です。 新規プロジェクトが常に持ち込まれるほか、初回品検査、定期検査、監査検査などの業務もあり、同社の品質管理部門は常に多大な負荷がかかっています。そのため、現場作業員、リーダー、そして顧客に対する品質レポートの効果を高めることが、Quality Manufacturing Corporation社の業務改善活動において重要でした。
「単に数値データを提示するだけでは、もはや十分とは言えませんでした。画像やトレンド分析、そしてより深いデータ分析を取り入れた、より有意義で視覚的なレポートを提供する必要性を実感したのです。このアプローチにより、根本原因の特定をより的確に行い、問題がより深刻化しコストのかかる事態に陥る前に、先手を打って対処することが可能になります」と、品質エンジニアリングマネージャーのZach Kapfer氏は述べています。
Kapfer氏は同社に13年間勤務しており、20名の品質エンジニアと検査担当者からなるチームを統括しています。「私の役割は幅広い製品に及び、現場のあらゆる工程に積極的に関わっています。問題が発生したらすぐに解決し、予防策を講じ、チームと協力して是正措置を遂行します」と同氏は説明します。
Quality Manufacturing Corporation社では、2013年より寸法検査業務にPolyWorks|Inspectorを使用しています。 2023年にPolyWorks|DataLoopを導入し、全社規模での3Dデータ共有を効率化したところ、大幅な生産性向上を実現しました。 画像提供元:Quality Manufacturing Corporation。
Quality Manufacturing Corporation社は2013年から寸法検査にPolyWorks|Inspectorを使用しており、FARO Quantum MaxとHexagon ROMERポータブルアームを複数台運用しています。生産チームが複数の建物に分散しているため、生産現場間で一貫した測定プロセスを確保することが重要な課題でした。 こうした背景から、効率性向上に向けた次のステップと3Dデータ管理システムの導入が検討され、2023年にPolyWorks|DataLoopが採用されました。
「InnovMetric社はPolyWorks®を通じてレポート機能の強化に向けた共通のビジョンを示すだけでなく、PolyWorks|DataLoopの導入により重要なデータへのアクセスをより簡単かつ効率的に実現しました」とKapferは付け加えています。
Quality Manufacturing Corporation社が作成したカスタマイズレポートがPolyWorks|DataLoop内で直接表示され、わかりやすく色分けされた情報を提供します。 画像提供元:Quality Manufacturing Corporation。
3Dデータ管理システム導入の価値とは
おもなメリット
1.製造検査ワークフローの効率化
「最も大きな効果の一つは、処理時間を大幅に短縮できたことです」とKapfer氏は述べています。「PolyWorks|DataLoopを活用することで、検査ワークフローを大幅に効率化することができました。その結果、すべての品質エンジニア間の一貫性が向上し、検査時間も大幅に短縮されています。プロセスの標準化は、処理能力の向上だけでなく、誰が作業を行っても信頼性と再現性の高い検査結果を得ることが可能になります。厳しい納期と高い品質基準のもとでは、一貫性が非常に重要です。
2.シンプルでより効果的なコミュニケーション
ダッシュボード作成機能は、コミュニケーションと意思決定に最も大きな影響を与えました。「当社では各生産部門ごとにカスタマイズされたプリセット式のダッシュボードを作成しました。これにより、目標値とパフォーマンス指標を一目で把握できるようになりました」とKapfer氏は述べています。
現場オペレーターには、英語を母語としないメンバーもいます。「シンプルな赤と緑のビジュアルキューは非常に効果的です。ソフトウェアに関する知識がなくても、緑=良好、赤=要対応であることを直感的に理解できます。こうして、すべての関係者間のコミュニケーションギャップを埋めることができます」と同氏は付け加えています。
このように可視性が向上したことで、同社は生産品質をリアルタイムで監視し、チーム間での情報共有を より迅速かつ明確に行えるようになりました。また、アクセス権を持つメンバーは、必要に応じてこれらのレポートにいつでもアクセスできます。「プログラムを迅速に検索し呼び出せる機能は、日々の業務効率を大きく向上させています」とKapfer氏は述べています。
PolyWorks|DataLoop Web Interfaceは習得と操作が容易であることも特長です。「直感的な操作でナビゲートもしやすく、チームでの習得にも時間がかかりませんでした」とKapfer氏は説明しています。
Quality Manufacturing Corporation社のオペレーターは、PolyWorks|DataLoopに表示されるSPCチャートを通じて、検査結果を迅速に把握することができます。 画像提供元:Quality Manufacturing Corporation。
3.対応が早く信頼できるテクニカルサポート
PolyWorks|DataLoopの価値を最大化する上で、充実したテクニカルサポートも重要な役割を果たしました。 Kapfer氏は、信頼できるパートナーを持つことの重要性を強調しています。
「InnovMetricのサポートチームの皆さんはとても頼りになります。私自身の問い合わせはもちろん、他のチームメンバーのサポートにおいても、迅速かつ的確に対応してくれました。疑問点をすぐに解決し、明確な指針も示してくれる対応力は、かけがえのないものです。本当に素晴らしいパートナーだと考えています」と同氏は述べています。
このような高水準のサポートにより、Quality Manufacturing Corporation社はソリューションの機能を最大限に活用し、自信を持って運用できるようになりました。その結果、課題解決のスピードが向上し、全体的な生産性のさらなる向上につながっています。
3D計測データを持続可能かつ競争力のある強みに変える方法
まとめ
PolyWorks|DataLoopに投資し、それを品質計画と測定業務全体に統合することで、Quality Manufacturing Corporation社は明確な競争優位性を確立しています。「当社のお客様は、当社の測定データの精度を信頼し、頼りにしています。私たちが常に正確で信頼性の高い情報を提供することに尽力していることをご理解いただいているからです」とKapfer氏は強調します。「こうした当社への信頼は、既存顧客との関係を強化し、長期的なパートナーシップの強固な基盤となります。また、技術へ投資することが、新規顧客の獲得においても大きな価値を生み出しています」と同氏は述べています。