InnovMetric社、
Digisens社の知的財産権取得を発表
04/07/26
製造業向け3D計測ソリューションの大手プロバイダーInnovMetric社は、フランス企業Digisens社の知的財産権を取得したことを発表しました。これにより、多国籍企業である同社はコンピューター断層撮影(CT)データ処理の専門知識を持つソフトウェア開発者チームを新たに迎え入れます。
付加製造(3Dプリント)が勢いを増し、航空宇宙や医療などの先端分野で部品がますます複雑化するなか、InnovMetricは成長を後押しする絶好の機会になると捉え、事業領域の拡大に乗り出します。
産業用断層撮影を選ぶ理由
産業用コンピューター断層撮影(CT)は、寸法検査と品質管理の基礎として確立しています。実際、CTは目視では確認できない内部構造も含め、部品全体を非破壊で捉えることができる唯一の検査方法です。
InnovMetric社は、断層撮影データの価値を顧客に提供するために、Digisens社の開発チームを自社グループに統合しました。現在InnovMetric社では、CTスキャナから取得したデータをPolyWorks®に直接インポートできる拡張モジュールを開発中です。この統合により、ユーザーは物理部品の内部・外部形状とCADモデルをこれまでにない精度で比較できるようになります。
CTスキャナデータを新たな高みへ
Digisens社は、2002年にフランスのル・ブルジェ=デュ=ラックでFrançois Curnier氏とJean-Dominique Gasquel氏によって設立され、断層撮影の分野で高い評価を得ています。同社は、画像再構成、ボクセルベース可視化、材料健全性解析、高精度表面判定などの最先端ソリューションの開発で、他社との差別化を図ってきました。またグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)の高度な活用による計算性能最適化の専門技術でも認知されています。
InnovMetric社はDigisens社の知的財産を取得し、同社のチームを自社グループに統合sして、3D計測ソリューション開発において有望な、新たな段階へと進みます。
「これは業界にとっても、ユーザーにとっても素晴らしいニュースです」とInnovMetric社事業開発担当バイスプレジデント、Louis-Jérôme Doyonは述べています。「両社の持つ専門知識と市場でのポジションがもたらす相乗効果は理想的なものです。複雑形状部品の3D検査需要が高まる中、 Digisens社の専門家が加わることで、高性能で完全統合型の代替ソリューションを提供する弊社の能力が強化されます。Digisens社の産業用断層撮影分野での評判は確立されており、この協業によって、短期・中期的にCTベースの測定装置を使用するユーザーとメーカーに革新的なソリューションを提供できるようになります」
「3D計測業界における大手、InnovMetric社に加わることができ、大変光栄に感じています」と述べるのはDigisens社の共同創設者であるFrançois Curnier氏です。「これはCT分野における20年間の革新と卓越性を反映する節目であり、PolyWorksユーザーの皆様にご利用いただけるようになりました」
InnovMetricについて
InnovMetric社は、あらゆる規模の製造企業における3D計測プロセスのデジタルトランスフォーメーションを支援する独立系ソフトウェア開発企業です。InnovMetric社は、2000年に点群ベースの寸法検査を導入し、2006年にユニバーサル3D計測ソフトウェアプラットフォームのコンセプトを考案し、三次元測定業界に革命をもたらしました。現在、100か国2万6,000社以上の企業にご利用いただいており、世界の大手製造企業各社がInnovMetric社のPolyWorks®ソリューションを自社の標準三次元計測ソフトウェアプラットフォームとして採用しています。InnovMetric社は次世代のデジタルデータ、またプロセス管理テクノロジーの開発に注力しています。